6歳から12年間ずっと鍵っ子でした

小学生になった6歳の頃から高校を卒業するまでの12年間、僕はずっと鍵っ子でした。僕が保育園に行くようになった頃から父が自営業を始め、母はその手伝いをしていたので昼間から夕方過ぎまで、両親ともに不在だからです。夕方になると母だけ帰って来て一緒に過ごしますが、父が帰って来るのは夜の10時前頃。食事もできる喫茶店を経営していてそれなりに客入りも良く、昼食だけでなく夕食も食べられるお店だから仕方なかったんです。流石に夜10時まで僕を一人にすることはできないということで、夜だけアルバイトを雇って母は帰宅してくれるんですけどね。周りの友達は家に帰ればお母さんがいてちょっと羨ましかったりもしましたが、なにせ小学一年生からずっとだったので次第に慣れていき、両親に不満を言うこともなく過ごしていました。それに、小学校中学年くらいになれば夕方頃までは友達とずっと遊んでいますし、中学生になると部活も始まるので気にならなくなりましたからね。そうなると両親は人件費削減のために、母は夕方よりもう少し遅くまでお店にいるようになるわけですが(笑)まぁでもそれももちろんすぐに慣れましたし、むしろ大きくなるにつれて親がいない自由を満喫していたくらいです。高校生になって更に部活が遅くまでやるようになって、今度は家に帰らずお店へ行って夕食を食べ、そして両親と一緒に帰宅するという生活になりましたし。部活がない日などもあったので、鍵っ子状態は続いていましたけど。

結局、鍵っ子はかわいそうって言うのは親が勝手に感じる負い目なだけであって、子供は意外と慣れてしまうものなのかもしれません。実際僕がそうでしたしね。ただ、やっぱり火事とか泥棒だとかの心配があるのも事実ですし、両親もそこを特に気にしていたので、鍵っ子にさせずに済むならそれが一番いいとは思います。家庭ごとの事情があるので、なんとも言えない部分ですけどね。